◇◇ ココナッツ -coconut ◇◇
                - ヤシ科 -

ココナッツはココヤシの果実で、ココナッツあるいはヤシの実とも
呼ばれています。
1本のココヤシから、年間約40〜80個の果実がとれます。
果実の大きさは、直径約10〜35cm、重さは4kgにもなります。
「ココ」とは、ポリトガル語の「ココ(猿)」に由来しているそうです。

果実はラグビーボールのような形をしており、繊維質の厚い殻
の中には、固い殻に包まれた大きな種子が入っています。
種子の内部は、白い固形状の胚乳と、液状の胚乳とに分かれ、
未熟な果実の液状胚乳が「ココナッツ・ジュース」です。
成熟した果実の固形状の胚乳を乾燥したものが「コプラ」です。
「コプラ」からは油脂がとれ、化粧品や食用油の原料となります。
お菓子作りの時に使用するココナッツは、「コプラ」を細かくおろした
ものになります。
「ココナッツミルク」は、「コプラ」や生の成熟した胚乳を水に浸し
揉みだしたもののことをいい、「ココナッツ・ジュース」とは異なります。

花言葉は「思いがけない贈り物」です♪