◇◇ ハワイの山  - マウナケア山(Mauna Kea) - ◇◇
                

マウナケア山は、ハワイ島の北部にある火山の一つです。
「マウナケア(Mauna Kea)」とはハワイ語で「白い山」という意味です。
標高約4200mの山頂は、冬は白い雪にすっぽりと覆われます。

マウナケア山は世界的に天体観測に適した場所の一つとされ、世界11ヵ国の研究機関
が世界最新鋭の13機の天文台を設置しています。
ハワイ原住民との取り決めにより、13機以上の天文台は設置できません。

マウナケア山が天体観測に最適とされる理由はこちらです。
雲の上にある頂上は気候が安定し、年間を通して吹いている北東風のため乾燥
していること。
空気が薄く、一年のうち300日以上が晴れていること。
ハワイ島は赤道付近にあるため、北半球と南半球のほとんどの天体を観測できること。

このようことから、マウナケア山は「最も宇宙に近い場所」といわれています。
天体観測には抜群の環境ですが、観測者にとっては過酷な場所。
山頂は非常に寒く空気は薄く、高山病の危険があるため、滞在は1日に8時間という
制限付きとなります。
最も宇宙に近い場所で見る最高の星空はどのようなものなのでしょう。
一度見てみたいものですね♪